神戸元町トアウエスト手作り市 報告

11月2日(日)に参加した「神戸元町トアウエスト手作り市」の報告です。
天気に恵まれ、暑くもなく寒くもなく気持ちいい秋の一日でした。
元町でまだまだ面白いことがやれると実感した充実の一日でした。


【10:00】
前日までばたばたと値札付けをしていた本約80冊を60リットルのバッグに詰め込み、久々に登場のキャリーに載せ、ゴロゴロ引っ張りながら電車で元町に向かう。ベビーカーや車イスを押している人は大変なのだと普段感じない町の段差を痛感する。

【11:30】
三ノ宮からゴロゴロモタモタと元町到着。
トアウエストに立ち並ぶ雑貨屋さん古着屋さんなどは12時からの営業が多いため、この手作り市も遅めの12時スタート。
「古本屋と熱帯魚屋は北向き物件」ということで日陰で販売準備スタート。
ラミネートした「旅」「本」などの看板を木やキャスターに設置。

【12:00】
この手作り市主催者のひとり「トンカ書店」さんと合流。
店番がどうしても抜けられず「旅の本屋大陸堂」と合同出店&共同店番方式となる。
・50円で引ける文庫くじ
・えほん紙袋
・本で作ったタバコ(キャラメル)ケース
チェコのイラスト
太宰治武者小路実篤のカバーがついたエッチな本「ちんかめ
などなど、手作り市らしいものがいろいろ。
「旅の本屋大陸堂」は「手作り市」なのに相変わらずの旅の本。
ゆる〜く販売スタート。

【13:00】
「手作り市」らしいものをと準備したチャイ作りスタート。
インドの路上らしくしたいと準備したもの。
販売でなく出店者&お客様に配布という飲食物を出していいかどうかのルール違反ギリギリ手作り品。おおむね好評で鍋で3回ほど作る。

【14:30】
1回目のピーク到来。
なぜか突然本が売れだす。
「インドの本ないですか?」と「トンカ書店」で聞いたらここを案内された3食カレーでもOKな女子、東京からヒッチハイクで神戸牛を食いに来たお兄さん2人などなど面白いお客様もたくさん。
トンカ書店」の文庫くじも好評で、しかるべき人にしかるべき本が当たる。残り5冊になった時点でトンカさんに追加納品依頼。さらに15冊追加。

【16:00】
2回目のピーク到来。
売れないと思っていた岩波文庫コーラン上・中・下」野町和嘉イスラム不思議曼荼羅」ケルアック「路上」などなど1,000円以上の品がぽんぽん売れる。神戸元町の懐の深さを実感。

【17:00】
一緒に出店していた針金作家ウライさんからチャイのお礼ということで「大陸堂」の「大」の針金看板をいただく。「店の看板を作ってほしい」などと大口の受注をいただいたとのこと。

【18:00】
日没までやり終了。
荷物を撤収すると、あきらかに軽い。
充実感たっぷりで「トンカ書店」に引き上げ、さらに2時間ほどトンカさん・ウライさん・イラストレーターの西脇さんらとこの手作り市の反省会。古本市でなく、いろいろなジャンルの方が参加できるイベントにしようと話し合い。次回は4月ぐらいにやれればと思っている。

【21:00】
三ノ宮の「髭張魯肉飯」でメシを食いビールを飲み、帰宅。


【総括】
・ホコリ対策が必要
・今後は高さを意識したディスプレイを考える
・文庫くじなど遊びの要素を取り入れた販売方法を考える
・L字型など本が手に取りやすい・販売しやすいディスプレイを考える
・売上は24冊・13,900円(久々の20冊越え!)
・来週の「Right On Time」で売る物が不足気味。仕入れを強化する


関係者のみなさん、ありがとうございました。